着物レンタルの利用方法と楽しみ方を紹介します!

皆さんは、着物を着て観光をしたことがありますか? 今、全国に着物レンタル店が増えています。ここでは、着物レンタルの楽しみ方について、利用方法および着物の基礎知識とともにお伝えします。

着物レンタルとは?

浅草 着物レンタル

皆さんは自分の好きな着物を自分で選んで着てみたいと思いますでしょうか?着物を着て観光地を歩いて写真をSNSにあげてみたいと思いますでしょうか?昔は簡単にはできなかったそんなことが、今はとてもお手軽になってきました。
今、東京だと浅草、全国ですと京都、川越、鎌倉、金沢、大阪、福岡などで着物レンタル店が増えています。外国人旅行者の皆さんが日本観光のアクティビティとして着ることも多いですが、それを起爆剤として今では日本人の特に若い女性の利用者が増えています。きっかけが外国人旅行者であったため着物と言って日本人が想像する格式やしきたりと言ったことから自由であったので、思い切ってカジュアルに着物を楽しむということがやりやすかったのでしょう。

今までの貸し着物との違い

着物や和装の雰囲気は好きだけれど、今までの和服や振袖といったものは敷居が高く躊躇していた人たちは多かったと思います。今までも成人式や卒業式のための着物のレンタルや着付けはありましたが、成人式の着物のレンタルは何十万円もします。たしかに本格的な日本の伝統美であり伝統工芸ではあるのですが、インスタ映えのためにお手軽に着てみたいとは言いにくい存在ではあります。
それに対して、今増えている着物レンタルは1日2,800円〜ととってもお手頃になっています。
しかもこれに、肌着や帯などはもちろん履物や小物までセットで借りられ、ヘアセットもしてもらえます。手ぶらで来てもらっても良いし、お店に荷物を預かってもらうこともできます。お友達どうしで、カップルで、ご家族でと、とてもお手軽に着物での観光を楽しめます。

いつごろがハイシーズン?

着物レンタルを利用する人が多いのは、桜や入学の3月と4月、夏の花火の浴衣の時期、そして涼しくなってきた秋口です。やはり着物が映える時期と、着物で行動するのが快適な時期ということになりますね。また学校の休みの時期や、修学旅行で利用する人もいます。「この季節は着物がいい!」と思うイメージはみんな似通っていますので、着付けやヘアセットにどうしても時間のかかるものなので、たくさんのお客さんを一気に捌くということのしにくい形態です。ですので、着物レンタルを楽しみたい人は、とくにハイシーズンは事前に予約をしたほうがよさそうですね。

みんなどうやってお店を探しているの?

「浅草 着物レンタル」などの単語で検索するとたくさんのお店が出てきます。でも、なんと言ってもインスタ映えしますので、実際に着物を着て鮮やかに写っている写真をSNSで見て、どこでどうやって借りたかを聞いて口コミで広がっていくことが多いです。そうやって口コミで店名を聞いて検索して探して申し込むという流れが多いです。
着物レンタルの店はどこも人気があり競争も激しいので、値段やコースは似通ってくる傾向にあります。ここでは着物レンタルの具体的な中身を検討するにあたり、東京・浅草で人気のお店の「一期一会」さんを例にして説明していきます。

着物レンタルではどんなものを貸してくれるの?

浅草 着物レンタル

店やプランによって違いますが、多くの場合以下のようなものが含まれます。この例は一期一会さんのものです。
なお、貸し出し時間は開店(9時頃)から閉店(5時頃)までで、オーバーナイトプランがあるかどうかは店によります。

【女性の場合】
  • 着物又は浴衣
  • 長襦袢(着物時)
  • 肌着
  • 巾着袋
  • 草履又は下駄
  • 足袋(着物時)
  • ヘアセット
  • 髪飾り
【男性の場合】
  • 着物又は浴衣
  • 長襦袢(着物時)
  • 巾着袋
  • 雪駄又は下駄
  • 足袋(着物時)

着物レンタルの利用の流れ

浅草 着物レンタル

実際にどのように着物レンタルを使ってみればよいのでしょうか。どうやって申し込むの? 何を用意すればいいの? 荷物どうするの? 初めての方は戸惑ってしまいますよね。そこでここでは、予約から来店、着付け、そして返却までの一連の過程を詳しく説明していきます。

[Step1] 予約してみよう!

お手軽なことが着物レンタルのよいところですが、それでも事前予約はしたほうが良いです。お店は当日でも空きがあれば受け付けるところが多く対応は可能ですが、予約のお客様が優先ですし、ヘアセットなども含まれるためにけっこう待つことになってしまうかもしれませんから。
「一期一会」さんでは電話やメールやお店のウェブサイトの予約フォームから予約します。
予約をする時は来店予定日や予定時間を準備しておいてくださいね。受付から着付けまでだいたい30分ぐらいかかりますので、その時間を考慮して予定を立てておくとスムーズに行きます。
また、東京の浅草でいうと、東京や近郊の方ばかりではなく遠方から来られてスーツケースなど大型の荷物をお持ちの方も多いと思います。多くの着物レンタル店では荷物を預けることができます。また、自分の着物や小物の持ち込みの出来る店もあります。予約のときにそういったことを相談できますので、ぜひお店に電話してみてください。

[Step2] 来店からお選びまで

着物というと準備が大変というイメージですが、着物レンタル店では、特に自分のものを持ち込みたいというのでなければ、当日は手ぶらで来ても大丈夫です。でも、着物を貸出しする関係上、運転免許証やパスポートなどの身分証を見せることになりますのでご持参ください。
いざ当日。お店に向かいます。そのとき店の場所が分からなくて迷ったり、遅れてしまいそうな時は、電話でお店に連絡してくださいね。着付け師の方やヘアセットのスタイリストの方などスタッフさんは次の予約も入っているので、調整します。

来店したらさっそく着物を選びます。カラフルな着物がたくさんあってハイテンションになること間違いなしです。あまりにたくさんの種類があって目移りすると思いますが、楽しんで選んでください。(なお、夏季は多くの店では浴衣のみのレンタルになります。)
また、帯や小物も着物に合わせてこの段階で選びます。

[Step3] 着付けからヘアセットまで

着物は着付けが大変なのですが、着物レンタル店にはプロの着付け師がいますので、着物に慣れない方でも苦しくなく着崩れしにくい美しい着付けができるよう工夫しています。
着付けは10分ほどかかります。

ヘアセットもお店のスタイリストにしてもらえます。時間は10分ほどです。着る人と選んだ着物に似合ったヘアスタイルにセットしてもらえます。着物に合う髪飾りもたくさん揃っています。ヘアセットに要する時間も10分ほどです。

[Step4] 出発から返却まで

準備ができたら、支払いを済ませ、着物で浅草観光に出発です。
女性二人組が多いですが、カップルや家族での着物を楽しむ方も多いです。どの場合でも写真映え間違いなしで、きっと印象に残る華やかな旅行の記憶になるでしょう。

着物での観光を楽しんだあとは返却になります。
時間はお店やプランによって違いますが、一般的には1日(お店の開店時間以降に借りて、閉店時間までに返す)というものが多いです。またよりお手軽にということで4時間程度の半日プランを用意しているお店もあります。
夜も着物を着ていたいという方のために翌日返却プランを用意しているお店もあります。詳しくは各お店にお問い合わせください。



この機会にぜひ、着物を着て華やかな旅の思い出づくりをしてみてはいかがでしょうか。